関節リウマチについて
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早期発見・早期治療がカギ!誰もがなり得る関節リウマチ
国内患者数は推定100万人、つまり
日本人の約100人に一人が罹患している関節リウマチ。
完治が難しく、多くの方が症状に悩んでいますが
近年治療薬が大きく進化し、選択できる治療の幅も広がってきているそう。
詳しいお話を村松医師に伺います。
リウマチ内科
村松 瑞穂 部長
フェミニンで優しげな印象の村松先生。趣味はスポーツ観戦で、野球にサッカー、ラグビー、相撲などオールジャンルで楽しんでいるそう。「開幕間近のミラノ・コルティナ五輪は、ビール&チーズをお供に楽しみます♪」
教えてドクターQ&A
膠原病とはどのような病気ですか。
膠原病とは、本来自分の体を守るはずの免疫の働きが、何らかの原因で自分の体を攻撃してしまう自己免疫疾患のこと。今回お話しした関節リウマチの他に、全身性エリテマトーデス、強皮症、シェーグレン症候群、多発性筋炎・皮膚筋炎、血管炎などがあります。
関節リウマチの初期症状はどんなもの?
よく見られるのは手のこわばりです。朝起きた時に手や体が動かしにくい、着替えや歯みがきなど日常的な動作がスムーズにできないなどの違和感が長く続いているような場合は、早めの受診を検討してほしいところ。ただ実際には、こうした症状は徐々に進んでいくため患者さん本人も自覚しづらく、「ある日突然違和感に気づく」ということはなかなかありません。治療のスタートが早ければ早いほど、症状を軽く抑えられる可能性が高まります。「おかしいな」と感じたら、かかりつけの内科や整形外科など身近なクリニックに相談してみてください。
年代性別を問わず、誰もが発症し得る膠原病の一種
関節リウマチは膠原病の一種で、手足の指、手首や足首、肩や膝など、全身の関節に痛みや腫れが出て、動かしにくくなったり、歩きにくくなってくる症状が出ます。人によっては発熱や食欲の低下、むくみが出たりすることもあり、症状が進むと関節の破壊が進行し変形してくることもあります(図1)。
30〜50代女性に多い傾向がありますが(図2)、高齢化が進んだ近年では70代以上の高齢者にも増えていて、この年代では男女による差はほとんど見られません。また10〜20代で発症することもあり、あらゆる世代・性別で発症しうる病気だと考えてよいでしょう。
原因は先に述べた免疫の異常によるものですが、なぜ免疫異常が起こるのかははっきりわかっていません。発症には遺伝的要因や、喫煙や感染症、ストレスなど環境要因の影響がありますが、家族がリウマチだからといって必ず遺伝するということではありません。
発症部位も多岐にわたります。若年代で関節リウマチを発症した場合は、手足の指など小さな関節に症状が出やすいですが、高齢発症では肩や膝など大きな関節に出やすい傾向があります。また、最初は手指に症状があったが、その後さらに別の部位にも発生する、ということもあります。
30〜50代女性に多い傾向がありますが(図2)、高齢化が進んだ近年では70代以上の高齢者にも増えていて、この年代では男女による差はほとんど見られません。また10〜20代で発症することもあり、あらゆる世代・性別で発症しうる病気だと考えてよいでしょう。
原因は先に述べた免疫の異常によるものですが、なぜ免疫異常が起こるのかははっきりわかっていません。発症には遺伝的要因や、喫煙や感染症、ストレスなど環境要因の影響がありますが、家族がリウマチだからといって必ず遺伝するということではありません。
発症部位も多岐にわたります。若年代で関節リウマチを発症した場合は、手足の指など小さな関節に症状が出やすいですが、高齢発症では肩や膝など大きな関節に出やすい傾向があります。また、最初は手指に症状があったが、その後さらに別の部位にも発生する、ということもあります。
医薬技術の進歩によって広がる治療の選択肢
関節リウマチが疑われる場合、病院ではまず血液検査を行い、炎症反応の程度(CRP、血沈)、リウマチ因子・抗CCP抗体などを調べ、さらにレントゲンや超音波によって関節の炎症や骨の変化を詳しく調べます。関節リウマチの中には抗体検査で陰性と出るものもありますし、関節リウマチ以外の膠原病にも関節痛の症状が出るものがあります。またリウマチと症状がよく似た病気でリウマチ性多発筋痛症という別の疾病もあるため、複数の検査を組み合わせて、総合的に診断をつけていきます。
治療は薬物療法が中心。初期症状には「メトトレキサート」などの抗リウマチ薬を投与し、症状が特に強い場合にはステロイドを使うこともあります。抗リウマチ薬を使用しても効果が不十分な場合、生物学的製剤(注射薬)やジャック阻害薬(内服薬)を使います。効果は個人差があるため、専門医が患者さん一人ひとりに合わせた薬を選択していきます。
一度発症すると完治が難しい関節リウマチですが、この20年ほどで医療技術は飛躍的に進化。以前は寝たきりや手術が必要なケースもありましたが、近年特にジャック阻害薬の種類が増え、患者さんに合わせた治療の選択肢が広がったことで、症状の進行はより効果的に抑えられるようになっています。
とはいうものの、最も大切なのはやはり早期の発見と治療。気になる症状があれば、まずは身近な病院やクリニックを受診することを勧めます。
治療は薬物療法が中心。初期症状には「メトトレキサート」などの抗リウマチ薬を投与し、症状が特に強い場合にはステロイドを使うこともあります。抗リウマチ薬を使用しても効果が不十分な場合、生物学的製剤(注射薬)やジャック阻害薬(内服薬)を使います。効果は個人差があるため、専門医が患者さん一人ひとりに合わせた薬を選択していきます。
一度発症すると完治が難しい関節リウマチですが、この20年ほどで医療技術は飛躍的に進化。以前は寝たきりや手術が必要なケースもありましたが、近年特にジャック阻害薬の種類が増え、患者さんに合わせた治療の選択肢が広がったことで、症状の進行はより効果的に抑えられるようになっています。
とはいうものの、最も大切なのはやはり早期の発見と治療。気になる症状があれば、まずは身近な病院やクリニックを受診することを勧めます。

