帯状疱疹について
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50歳を過ぎたら要注意!帯状疱疹の原因と予防法
病気の名前は時折耳にする一方、意外と知らない「帯状疱疹」。
突然激痛に襲われる、痛みも残りやすいと聞くと
ちょっと不安になりますが
実はワクチンで予防することが可能です。
詳しいお話を皮膚科の小西先生に伺いました。
小西 紀子 医師
明るい笑顔と親しみやすい話しぶりがチャーミングな小西先生。趣味はラグビー観戦、応援チームはもちろん地元静岡のブルーレヴズ。この頃は息子さんの試合を家族で楽しむことも多いそう。美肌の秘訣は「シンプルイズベスト!」とのこと。
教えてドクターQ&A
水ぼうそうと帯状疱疹の関係について教えてください。
水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV)は、初感染時に水ぼうそうを引き起こしますが、症状が治まった後もウイルスは体内の神経節に潜伏します。そして加齢やストレスなどが原因で免疫が低下すると、潜んでいたウイルスが再活性化して神経を伝わり皮膚に到達し、帯状疱疹という形で発症します。
帯状疱疹はどんな人が発症しやすいですか。
水ぼうそうを経験した人、水痘の予防接種を受けた人なら誰でも発症する可能性があります。特に加齢に伴う免疫機能の低下がリスクとなり、発症が多いのは50~70代、80歳までに3人に1人が発症するといわれます。ほとんどの方は一生に1回ですみますが、ごくまれに再発することもあります。
帯状疱疹後神経痛にはどんな治療が行われますか。
この神経痛はウイルスによる神経のダメージで痛みが起こると考えられます。重症の場合はペインクリニックで薬物治療を受けることも可能ですが、完全な治癒は難しいケースもあります。体を温めて血流を良くする、人と話して気分転換するなど、自宅でできるケアを取り入れ、生活の質を維持することが大切です。
赤い斑点と水ぶくれが帯状に発症する皮膚疾患
帯状疱疹とは、顔や背中から胸、お尻など身体の左右の一部に、ピリピリと刺すような痛みを感じ、続いて赤い斑点と小さな水ぶくれが帯状に現れる皮膚疾患のひとつです。
症状を引き起こす原因は「水痘・帯状疱疹ウイルス」で、水ぼうそうを発症させるウイルスとして知られています(右ページQ&A参照)。はじめは数日から10日ほどの間、皮膚の違和感やピリピリ感など神経痛のような痛みが続き、その後強い痛みとともに身体の左右どちらか一方の神経に沿ってやや盛り上がった赤い斑点が現れ、さらに斑点上に中央部がくぼんだ水ぶくれが出てきます。これは、皮膚と神経の両方でウイルスが増殖して炎症が起こっているためです。顔面の帯状疱疹では、角膜炎や結膜炎を引き起こしたり、耳鳴りや難聴、顔面神経麻痺など合併症を生じることもあります。
症状を引き起こす原因は「水痘・帯状疱疹ウイルス」で、水ぼうそうを発症させるウイルスとして知られています(右ページQ&A参照)。はじめは数日から10日ほどの間、皮膚の違和感やピリピリ感など神経痛のような痛みが続き、その後強い痛みとともに身体の左右どちらか一方の神経に沿ってやや盛り上がった赤い斑点が現れ、さらに斑点上に中央部がくぼんだ水ぶくれが出てきます。これは、皮膚と神経の両方でウイルスが増殖して炎症が起こっているためです。顔面の帯状疱疹では、角膜炎や結膜炎を引き起こしたり、耳鳴りや難聴、顔面神経麻痺など合併症を生じることもあります。
合併症を防ぐためには早期の治療開始が重要
治療は抗ウイルス薬を中心に行われます。ウイルスの増殖を抑えることで急性期の痛みや皮膚症状を和らげ、治るまでの期間を短縮します。症状が軽い場合は内服薬を使用しますが、症状が重い場合や免疫機能が低下している場合は抗ウイルス薬の点滴を必要とすることもあり、できるだけ早期の治療開始が重要です。
通常、皮膚症状が治ると痛みも軽くなりますが、その後も数ヶ月から数年後まで痛みやしびれが続くことがあります。これは帯状疱疹後神経痛といい、急性期の炎症によって神経に強い損傷が生じたことで起こります。「ビリっと電気が走る」「剣山で刺されている」「締め付けられる」「何か貼られている」といろいろな痛みやしびれを感じ、そのために睡眠や日常生活に支障をきたすこともあります。
通常、皮膚症状が治ると痛みも軽くなりますが、その後も数ヶ月から数年後まで痛みやしびれが続くことがあります。これは帯状疱疹後神経痛といい、急性期の炎症によって神経に強い損傷が生じたことで起こります。「ビリっと電気が走る」「剣山で刺されている」「締め付けられる」「何か貼られている」といろいろな痛みやしびれを感じ、そのために睡眠や日常生活に支障をきたすこともあります。
ワクチンによる予防が可能、自治体の助成利用も検討を
このように帯状疱疹に罹患すると、生活の質を低下させるリスクがあり、特に高齢者や基礎疾患のある方にとってはより大きな負担となることも。そこで登場したのが、帯状疱疹をワクチンで発症や重症化を予防するという選択肢です。
現在、帯状疱疹ワクチンには生ワクチンと不活化ワクチンの2種類があります(下図参照)。それぞれ、接種対象者や接種回数、費用に違いがありますので、かかりつけ医などと相談の上、ご自身の状況に合うワクチンを選択されるといいでしょう。
自治体によっては、ワクチン接種に対する費用の助成を受けられる場合があり、静岡市でも2024年10月より50歳以上の方に対する助成が行われています。気になる方はお住まいの市町村窓口に問い合わせてみて下さい。
現在、帯状疱疹ワクチンには生ワクチンと不活化ワクチンの2種類があります(下図参照)。それぞれ、接種対象者や接種回数、費用に違いがありますので、かかりつけ医などと相談の上、ご自身の状況に合うワクチンを選択されるといいでしょう。
自治体によっては、ワクチン接種に対する費用の助成を受けられる場合があり、静岡市でも2024年10月より50歳以上の方に対する助成が行われています。気になる方はお住まいの市町村窓口に問い合わせてみて下さい。
