慢性頭痛ネットワーク

慢性頭痛に悩む人たちのための医療連携

これという原因もなく慢性的に繰り返し起こる頭痛、いわゆる頭痛もちの頭痛は「慢性頭痛」と呼ばれています。慢性頭痛の代表である片頭痛は、ひとたび頭痛発作が起きると激しい頭痛や吐き気、嘔吐のため、仕事や家事をすることが困難となります。片頭痛に悩む方はとても多く、日本人の8.4%が片頭痛と推定されています。また片頭痛による社会的損失は莫大であり、世界中で疾病により失われた生命や生活の質の総合計の3割は片頭痛によるものです。また、慢性頭痛の一つである群発頭痛は人類最悪の痛みと言われるほどの極めて激しい痛みが1~2ヶ月間連日起こる頭痛で、きわめてつらい頭痛です。
このようにつらい頭痛である片頭痛や群発頭痛も、治療により発作回数を減らしたり、起こった発作を早期に軽減・消失したりすることができます。しかし残念ながら、どこで治療を受ければよいかわからないため受診したことがない方、受診していても十分な治療を受けられなかった方が多くいます。
頭痛診療を専門とする医師は患者さんの数に比べてとても少なく、県内には10人程度しかおらず、いる地域には偏りがあります。しかし、各地域で熱心に頭痛診療に取り組んでいる医師は多く、頭痛を専門とする医師と各地域で熱心に診療している医師が協力することで広く充実した頭痛診療を提供することが可能になります。
慢性頭痛ネットワークin Shizuokaは、慢性頭痛に悩む人たちのための医療連携に賛同した医師の集まりです。

沿革
平成22年9月9日   静岡県頭痛医療連携を考える集い
平成24年9月26日 慢性頭痛ネットワークin Shizuokaとなる

参加医師のリスト[PDF:145.6KB]

参加医師専用コーナー(パスワードが必要)[PDF:117.5KB]

リンク[PDF:59.4KB]