しずおか日赤メールマガジンMailmagazine blog

しずおか日赤メールマガジン第197号

2022年1月1日

新年あけましておめでとうございます。初春とはいえ厳しい寒さが続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
2022年の干支は「寅年」です。寅年生まれの人は前向きでチャレンジ精神が強く、どんなことにも強い信念を持って挑んでいく傾向があるそうです。
新型コロナウイルスの猛威に負けず、何か新しいことにトライしてみるのもいいですね。
それでは、メールマガジン第197号をお届けします。本年も引き続き温かいご支援を賜りますよう、どうぞよろしくお願いいたします。

パーキンソン病

正しく理解し、きちんと対処 急増するパーキンソン病

高齢化が進む日本国内で、近年急増しているパーキンソン病。
根治の難しい難病ですが、適切な治療を行えば症状の進行を抑えながら生活することは十分可能です。詳しいお話を脳神経内科の芹澤医師より伺います。
 ◆◆◆脳神経内科 部長 芹澤 正博医師◆◆◆
沼津市出身。2002年より当院勤務。
脳神経内科の道を選んだのは「全身を診られる内科の中でもとりわけ未知の部分が多く、さまざまな可能性を秘めた脳神経の分野に奥深さを感じた」のがきっかけだそう。
Q.パーキンソン病とはどんな病気?
A.ひと言でいえば、原因不明の神経細胞の脱落による神経変性疾患の一種です。私たちの体は脳からの指令が筋肉に伝わって動いていますが、その動きを円滑にしているのが脳内にあるドパミンという神経伝達物質。このドパミンを作る神経細胞が徐々に壊れていくことでドパミンが不足し、さまざまな運動症状を起こすのがパーキンソン病です。国内患者数は10万人に150~200人ですが、60歳以上ではおよそ1,000人。高齢になるほど発症割合は増加します。
Q.どうして起こるの?
A.ドパミン神経細胞の減少は、αシヌクレインという異常なたんぱく質が脳内に蓄積することが原因と考えられています。αシヌクレインの蓄積はパーキンソン病発症のかなり前から始まり、神経ネットワークを通じて中枢神経系へ拡がり、さまざまな症状の原因となることが推定されていますが、詳細はまだ十分解明されていません 。
Q.どんな人がなりやすい?
A.性別や生活習慣には有意な傾向はなく、遺伝性も認められていません。発症は60〜70代が多いのですが、脳の神経細胞の変性はその何年も前から始まっています。比較的ゆっくりと症状が進むために早期発見や予防が困難であるというのも治療の難しさのひとつ。また、40歳未満で発症する「若年性パーキンソン病」も稀に見られます。

芹澤先生のパーキンソン病についてのお話は次号も掲載予定です。

はたちの献血キャンペーン

献血者が減少しがちな冬期において安定的に血液製剤を確保するため、成人式を迎える「はたち」の若者を中心として、多くの方に献血に関する理解と協力を求めています。皆さんの温かいご協力をお待ちしております。
県内の献血会場については、静岡県赤十字血液センターホームページをご覧ください。


 

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