しずおか日赤メールマガジンMailmagazine blog

第181号 令和2年09月01日発行

2020年9月1日

日の入りが早くなり、夕方になると少し秋の気配を感じるようになりましたが、気温は相変わらず高く、厳しい暑さがまだ続いています。連日ニュースでは、「命に関わる危険な暑さ」という表現で注意喚起され、外に出るのもためらわれます。今年は、熱中症対策に加えて、新型コロナウイルス感染予防もあり、生活面で制限されることが多くなっています。せめて暑さだけでも和らいで、秋晴れのもと、さわやかに運動や散歩などを楽しみたいものです。
それでは、メールマガジン第181号をお届けいたします。

ご存知ですか?眼瞼下垂(がんけんかすい)

最近視野が狭くなった、まぶたが重く感じることはありませんか?

形成外科の鈴木沙知部長に眼瞼下垂について伺いました。気になる症状がありましたら当院の形成外科をお気軽に受診してください。
眼瞼下垂とは・・
上まぶたが十分に開けられず、まっすぐ前を見たときに上まぶたが黒目に被っている状態をいいます。症状は「視力など眼に異常はないのにものが見づらい」ことです。「つばの広い帽子を目深にかぶっている感じ」と表現される方もいらっしゃいます。重症になると、見えづらさを代償するため、無意識のうちに眉毛を上げておでこにシワが寄っていたり、あごがあがっていたり、指で上まぶたを持ち上げてテレビや新聞を見ている方もいらっしゃいます。多くは加齢による上まぶたの皮膚のたるみや、上まぶたを持ち上げる筋肉(眼瞼挙筋)や筋肉をひっぱる腱膜のたるみによる加齢性の変化ですが、生まれつき眼瞼挙筋の力が弱い先天性眼瞼下垂の方もいらっしゃいます。見づらい症状がひどく日常生活に支障をきたしている場合は手術によりたるんだ皮膚や筋肉、腱膜を修復することで改善が期待できます。

どのような手術ですか?

大きく分けて3つの方法があります。眼瞼下垂の原因がどこにあるかを診断して手術の方法を決めます。①皮膚のたるみが主な原因であると考えられる場合には、たるんだ皮膚を切除します。二重まぶたの方や一重まぶたでも二重まぶたになっても構わないという方は二重まぶたの線を利用して皮膚を切除します。もしくは一重まぶたや奥二重まぶたの方、二重まぶたの方でも目元の印象を大きく変えたくない方は眉毛の下でたるんだ皮膚を切除します。②筋肉や腱膜が原因であると考えられる方で、ある程度筋肉の収縮が見込める方は、二重まぶたの線(一重まぶたの方も二重まぶたとなります)を切開して、たるんだ筋肉や腱膜を縫合します。③筋肉の力が弱く(先天性眼瞼下垂など)たるんだ組織の縫合のみで改善が見込めない場合にはご自身の太ももの筋膜などを利用しておでこの筋肉で吊りあげるようにします。どの手術でも途中で目を開けていただいたり閉じていただいたり、座った状態になっていただいたりしながら目の開き具合や左右のバランスなどを調整して仕上げていくので、全身麻酔ではなく、局所の麻酔で手術をします。ただし、先天性眼瞼下垂など小児の場合は全身麻酔が必要となります。両目を手術する場合は通常同時に手術しますが、ご希望があれば片目ずつでも可能です。日帰り手術が可能ですが、術後の腫れなどがご心配の場合には入院手術でも対応しています。

どんな眼瞼下垂も手術で修復が可能ですか?

眼瞼下垂の原因がたるんだ皮膚や筋肉、腱膜が原因であると考えられる場合にはその原因となっている組織の修復をすることで改善が可能です。しかし、それ以外に原因があって眼瞼下垂の症状をきたしていることもあり(重症筋無力症、眼瞼痙攣、涙腺部や眼窩内の腫瘍などによる二次的な眼瞼下垂)その場合には眼瞼下垂の手術ではなくまず原疾患の治療が必要となります。

手術は保険適応がありますか?

あります。当院では形成外科専門医による診察、検査で眼瞼下垂の診断となれば保険適応での手術としています。診察、検査結果などで眼瞼下垂の診断がつかず美容目的の手術の場合には自費での治療となります。

しずおか日赤訪問看護ステーションからのお知らせ

リハビリの訪問看護が充実しました

平成31年4月に開設したしずおか日赤訪問看護ステーションです。ご自宅で療養上のお世話や必要な診療の補助等の看護サービスを提供し、医療ニーズの高い方も安心してご自宅で療養できるよう6名の看護師が質の高い看護を提供しています。
このほど7月より専属の理学療法士が配属となり、リハビリの訪問看護も充実しました。訪問看護をご検討中の方、地域の医療関係者様やケアマネージャー様からのご相談もお待ちしております。お気軽にお問い合わせください。

連絡先はこちら
しずおか日赤訪問看護ステーション
静岡市葵区両替町1丁目7-5
電話054-254-4500

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