しずおか日赤メールマガジンMailmagazine blog

第168号 令和元年08月01日発行

2019年8月1日

長かった梅雨がやっと明け、いよいよ夏本番!みなさまいかがお過ごしでしょうか。
先週、安倍川河川敷で開催予定だった「第66回安倍川花火大会」が、台風の接近に伴い中止となりました。安倍川花火大会は、本格的な夏の始まりを感じさせる風物詩でもあり、多くの方が楽しみにしているイベントです。花火の音を聞きながら「今年も夏が来た!」と感じる方も多いと思いますが、昨年に引き続き2年連続の中止となってしまい、とても残念です。
また、連日の暑さにより、今年も熱中症の被害が多くなっています。無理をせず、体調管理には十分に注意しましょう。
それでは、メールマガジン第168号をお届けいたします。

狭心症、心筋梗塞から命を救う 「虚血性心疾患」の治療(1)

今年度より当院循環器内科部長に着任した小山田医師は
冠動脈心疾患治療のスペシャリスト。
「心筋梗塞」や、その予備軍というべき「狭心症」の
治療についてお話を伺います。

循環器内科 部長 小山田 和弘 医師

穏やかな表情と語り口が印象的な小山田先生。平日は横浜から静岡まで新幹線で往復する多忙な毎日だけに、週末は家族と過ごす時間を大事にされているそう。東京都出身。
「狭心症」「心筋梗塞」ではどんな症状が現れる?
狭心症は、胸にギュッとつかまれるような強い圧迫感を感じるのが特徴。人によっては肩や首、あごなどに放散痛を感じることもあります。痛みが続くのは数分から10分程度、しばらく休むことで痛みは治まります。労作性狭心症では運動の後に起こるため、「運動で息が上がっただけ」と勘違いすることもあるのですが、狭心症はやがて心筋梗塞に移行する可能性のある状態。頻繁に起こるようであれば一度受診することをお勧めします。 一方、心筋梗塞の痛みは狭心症のそれとは全く違うもので、冷や汗をかいて苦しむような激痛が治まることなく続きます。治療には一分一秒を争いますから、「おかしい」と思ったら迷うことなく救急車を呼んでください。
虚血性心疾患の予防にはどんなことに気をつければいい?
虚血性心疾患の原因となるのは動脈硬化。動脈硬化は加齢とともに進む老化現象で、完全に止めることはできないのですが、その進行を緩やかにすることは可能です。まずは禁煙、そして動脈硬化の危険因子となる高脂血症や高血圧、糖尿病、肥満など持病がある人はきちんと治療すること。そして適度な運動、睡眠、バランスのとれた食事、ストレス解消など、規則正しい生活を心がけてください。

「しずおか日赤まつり」多くの人でにぎわいました!

先月20日(土)、「しずおか日赤まつり」が開催されました。
地域の皆さんから信頼される病院、社会に貢献できる病院を目指して始まったこのイベントは、8回目を迎え、約700人の方が訪れました。毎年人気の健康相談、血管年齢・骨密度・体脂肪などの測定コーナーでは、日頃気になっていることを相談したり、測定数値を確認していました。今年は新たに眼底写真撮影コーナーや病理検査の模擬体験、訪問看護コーナーなども加わり、全22ブースを展開。キッズ向けのコーナーも充実しており、お子さんの姿も多く見られました。また、静岡市民バンド「コンセール・リベルテ」の皆さんによるコンサートも開催され、生演奏の素敵な音色に癒されました。どのブースも笑顔であふれ、来場者の皆さん、職員共に楽しいひとときを過ごしました。
病理検査を体験してみよう!
手術室体験コーナー☆
市民バンドによるコンサート♪

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