一般向け

dERU展開訓練を実施しました

一般向け

2019年08月13日

7月25日(木)、駿府城公園の紅葉山庭園前広場にてdERU(仮設診療所)展開訓練が日本赤十字社静岡県支部主催で行われ、県内赤十字施設から当院職員16名を含む34名が参加しました。
災害救護活動は赤十字の重要な事業です。そのため「救護員」が被災地に実際に派遣され、救護所の立ち上げを行う際にスムーズな行動がとれるよう、救護所用大型テント(ドラッシュテント)の展開及び撤収の方法と救護所開設にかかる一連の流れを確認しました。
ドラッシュテントは耐風性を高めるためにドーム型となっており、また防寒対策のため、二重構造で設計されています。簡易テントと比べると高性能な分、構造が複雑化するため、展開にあたっては工夫やコツが必要となります。
参加者からは「暑い中での作業は大変で、初めて立ち上げたので思ったより時間はかかってしまったが、達成感があった。」「今日のように炎天下等、過酷な環境の中で展開することもあると思うので、展開する救護員の体調も配慮する必要があると感じた。実際に経験できてよかった。」といった意見が聞かれました。

こちらの3tトラックにドラッシュテントが積み込まれており、開設場所まで搬入します。

テントはコンパクトに畳まれているため、一斉に広げます。

 
 

テントを広げたら、マジックテープの部分を貼り合わせます。

テントのサイズはタテ9.36m×ヨコ6.03mで40.6㎡、26畳の広さがあり、重さは284㎏です。