栄養課ブログNourishment blog

人は食事を“美味しい”と感じる時は、味覚、聴覚、視覚、嗅覚、触覚の5つの五感を働かせています。中でも食事が“美味しい”と思う要因の80～90％が“視覚”による影響であると言われています。そのため料理を“美味しい”と感じてもらうためには、見た目である料理の彩りや盛り付けの工夫が重要です。

今回、飾り切りが得意な調理師が講師となり、管理栄養士、栄養士、調理師、業務員の栄養課スタッフ全員にレクチャーを行いました。
りんご、メロン、オレンジを皮も使いながら木の葉切りやうさぎ切りなどの飾り切りと盛り付け方のレクチャーを受けたあとは、みんなで実践！

「難しい～」「皮が厚くなっちゃった」「オレンジの皮で籠にしたいの。どうやるんだっけ～」「かわいくできたよ 今度の祝い膳で試してみようかな」などお互いに声をかけあいながら、フルーツをカットし盛り付けていきました。
「黒色」は全体的な見た目を引き締める効果があるため、赤、オレンジ、薄黄色の色彩に旬のブルーベリーを添えています。
全員が同じ食材と分量、お皿を使用しましたが、それぞれ個性があふれるフルーツ盛り合わせができあがりました。

今回の飾り切りを少しずつ取り入れ、患者さんに見た目も美しく、美味しい病院給食を食べていただけるよう、スタッフ一同、色々と挑戦していきたいと思います。