栄養課ブログNourishment blog

栄養課だより2025年5月号    災害時のための備蓄食品は足りていますか?

2025年5月27日

災害時のための備蓄食品は足りていますか?
 

昨年8月、南海トラフ地震臨時情報が初めて発表され、スーパーやドラックストアなどで水や非常用食品、トイレットペーパーなどが品薄になりました。また2025年3月には南海トラフ巨大地震について国が10年ぶりに被害の新想定を発表し静岡県でも甚大な被害が予想されています。国は1人7日分の備蓄を推奨していますが、防災意識の高い東海地方でも、令和元年度国民健康調査では7日間以上の食品を備蓄している世帯は14.9%とまだまだ少ない状況でした。非常食だけでは費用もかかるため、非常食以外に乾物や缶詰などを日常の食事で少しずつ消費しながら備蓄するローリングストックがおすすめです。この機会にご自宅の備蓄食品を見直すのはいかがでしょうか。

耐熱ポリ袋調理はご存じですか?

高密度ポリエチレン製耐熱表示の耐熱ポリ袋を使用することで必要最小限の道具で調理ができ、湯せんで使用したお湯は使い回しが出来るため災害時貴重な水を節約できます。また一人分を袋に入れて作ればお皿代わりにもなります。備蓄食品と一緒に耐熱ポリ袋も備えておくと災害時の調理に役立ちます。
 

耐熱ポリ袋で作るサバ缶トマトカレー
 

一人分 (ご飯150gを含む) エネルギー498㎉ たんぱく質13.2g 塩分3.1g
【材料】
(2人分)
・サバ味噌煮缶 1缶(150g)
・玉葱1/2玉
・トマトジュース 200ml
・カレールウ 2皿分
・おろし生姜 チューブで約2cm
●ごはん お好みの量

【作り方】
①玉葱を5mm幅にスライスする(厚いと火が通らないです)カレールウは溶けやすいように刻む
②耐熱用ポリ袋にすべての材料を1人分ずつに分けて入れ、袋の上から軽く揉む。空気を抜いて袋の口を縛る。
③鍋に耐熱皿を入れ湯を沸かし、沸騰したら②の袋を入れ強火で20分湯煎する
④ご飯と一緒にお皿に盛り付ける(ご飯も耐熱ポリ袋で炊くことができます)
※災害時は袋のままでも召し上がれます
☆塩分が気になる方はサバ水煮缶で作ると減塩になります。にんにくを加えると臭みが消え、おいしくいただけます。

 

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