栄養課ブログNourishment blog

「もっと野菜のことを知ってほしい」、「野菜をたくさん食べてほしい」との願いから、８月31日は野菜の日と制定されています。厚生労働省は、野菜を1日350g摂取することを推奨しています。そのうち120gはにんじんやほうれん草、トマトなどの緑黄色野菜、230gはキャベツやきゅうり、なすなどの淡色野菜が望ましいといわれています。生野菜なら両手1杯、茹でる・炒めるなど加熱された野菜なら片手1杯を毎食（朝・昼・夕の3食）の目安量にすると、1日に必要な量の野菜を摂取できます。当院でも野菜をたくさん使用した献立を目指しておりますが、食事の種類によっては、治療上、野菜を制限する場合もあります。野菜は、ビタミンや食物繊維などさまざまな栄養素が豊富に含まれています。また、水分やカリウムを豊富に含んでいるものも多く、夏バテや熱中症の予防にも効果的です。

　　　      　1食あたりの目安量

　      生野菜で両手1杯　　     加熱野菜で片手1杯
　

〈材料　4人分〉
・ゴーヤ　1/2本（100g）
・木綿豆腐　1/2丁
・豚肉こま切　60g
・もやし　100g
・にんじん　40g
・干しいたけ　2枚
・卵　1個
・花かつお　1パック
・サラダ油　大さじ1弱
・塩　小さじ1/2
・醤油　小さじ1

〈作り方〉
①ゴーヤは縦半分に切って種とわたを取り除き、4㎜くらいの厚さにスライスし、たっぷりの熱湯でさっと湯がく
②豆腐はさいの目に切り、茹でて水切りをする
③にんじんは千切りにする。干しいたけは戻してから千切りにする
④フライパンにサラダ油を熱し、豚肉こま切、にんじん、干しいたけを炒める。にんじんに火が通ったら、もやしと①を入れ、炒める
⑤②を加え、塩としょうゆで味付けする
⑥溶き卵を加え、最後に花かつおを混ぜる