臨床研修ブログResident blog
地域医療研修について紹介します!
2025年9月16日
研修医2年目の神成です。私は今回、西伊豆健育会病院で1ヶ月間の地域研修を行いました。
この病院に興味を持ったきっかけは、1年目のある日、偶然目にした早朝カンファレンスの資料(https://nishiizu.gr.jp/intro/conference/)です。最新のトップジャーナルに基づく詳細なまとめに加えて、仲田院長によるさまざまな分野にわたる「付けたり」が添えられており、その博識さに圧倒されました。以来、西伊豆病院名物ともいえる早朝カンファレンス資料の愛読者です。こうした経緯もあり、今回の研修先として西伊豆を選びました。
西伊豆健育会病院には、県内外から数名の研修医が派遣されており、同じ寮で生活します。専攻医の先生方も多く、病院全体に活気があふれていました。初めての土地での研修に不安もありましたが、勤務後には同期と西伊豆の美味しい名物を味わったり、休日は寮でのんびり過ごしたりと、リラックスした時間を過ごすことができました。
研修内容は主に救急外来での業務が中心です。西伊豆は最寄りの救急病院まで車で1時間以上かかるため、地域住民や観光客を含め、多くの患者さんが来院されます。海に近い地理的特性から、クラゲやガンガゼ刺傷、釣り針外傷といった、都市部ではなかなか経験できない症例に触れることができました。また、転院搬送が必要な重症患者の初期対応では、限られた医療資源の中で何を優先すべきかを考える良い機会となりました。
加えて、毎朝のカンファレンスでは、実際に経験した症例をもとに、仲田先生や指導医の先生方からフィードバックをいただくことができます。このように、1つひとつの症例を丁寧に振り返り学ぶことができる点も、研修の大きな魅力だと感じました。
西伊豆地域は自然環境にも恵まれており、周辺には三四郎島のトンボロや天窓洞、黄金崎など、有名な景勝地が点在しています。特に、夕陽が沈む海岸の風景は格別で、穏やかな波音とともに心が洗われるような時間を過ごすことができました。気軽に立ち寄れる温泉も多く、仕事終わりに夕陽を眺めながら温泉に浸かる――そんな贅沢なひとときも大きな魅力です。
この1ヶ月の研修は、多くの学び(と癒やし?)に満ちた、貴重な経験となりました。
最終日には、天城峠を経由して静岡に戻り、天城隧道や浄蓮の滝を見に行きました。少し雨模様だったのですが、ふと、昔読んだ川端康成の『伊豆の踊子』の冒頭の一節
「道がつづら折りになって、いよいよ天城峠に近づいたと思う頃、雨足が杉の密林を白く染めながら、すさまじい早さで麓から私を追ってきた。」
という文章が、鮮やかに脳裏に蘇りました。やはり新しい場所の魅力は、実際にその地に飛び込んでこそ感じられるものだと、改めて実感しました。
ぜひ、西伊豆での地域研修を検討してみてください!
この病院に興味を持ったきっかけは、1年目のある日、偶然目にした早朝カンファレンスの資料(https://nishiizu.gr.jp/intro/conference/)です。最新のトップジャーナルに基づく詳細なまとめに加えて、仲田院長によるさまざまな分野にわたる「付けたり」が添えられており、その博識さに圧倒されました。以来、西伊豆病院名物ともいえる早朝カンファレンス資料の愛読者です。こうした経緯もあり、今回の研修先として西伊豆を選びました。
西伊豆健育会病院には、県内外から数名の研修医が派遣されており、同じ寮で生活します。専攻医の先生方も多く、病院全体に活気があふれていました。初めての土地での研修に不安もありましたが、勤務後には同期と西伊豆の美味しい名物を味わったり、休日は寮でのんびり過ごしたりと、リラックスした時間を過ごすことができました。
研修内容は主に救急外来での業務が中心です。西伊豆は最寄りの救急病院まで車で1時間以上かかるため、地域住民や観光客を含め、多くの患者さんが来院されます。海に近い地理的特性から、クラゲやガンガゼ刺傷、釣り針外傷といった、都市部ではなかなか経験できない症例に触れることができました。また、転院搬送が必要な重症患者の初期対応では、限られた医療資源の中で何を優先すべきかを考える良い機会となりました。
加えて、毎朝のカンファレンスでは、実際に経験した症例をもとに、仲田先生や指導医の先生方からフィードバックをいただくことができます。このように、1つひとつの症例を丁寧に振り返り学ぶことができる点も、研修の大きな魅力だと感じました。
西伊豆地域は自然環境にも恵まれており、周辺には三四郎島のトンボロや天窓洞、黄金崎など、有名な景勝地が点在しています。特に、夕陽が沈む海岸の風景は格別で、穏やかな波音とともに心が洗われるような時間を過ごすことができました。気軽に立ち寄れる温泉も多く、仕事終わりに夕陽を眺めながら温泉に浸かる――そんな贅沢なひとときも大きな魅力です。
この1ヶ月の研修は、多くの学び(と癒やし?)に満ちた、貴重な経験となりました。
最終日には、天城峠を経由して静岡に戻り、天城隧道や浄蓮の滝を見に行きました。少し雨模様だったのですが、ふと、昔読んだ川端康成の『伊豆の踊子』の冒頭の一節
「道がつづら折りになって、いよいよ天城峠に近づいたと思う頃、雨足が杉の密林を白く染めながら、すさまじい早さで麓から私を追ってきた。」
という文章が、鮮やかに脳裏に蘇りました。やはり新しい場所の魅力は、実際にその地に飛び込んでこそ感じられるものだと、改めて実感しました。
ぜひ、西伊豆での地域研修を検討してみてください!

大田子海岸の夕陽

研修最終日の夜にお別れ会 一緒にローテートした研修医・専攻医の先生方と