臨床研修ブログResident blog

救急科を紹介します!

2021年1月27日

皆さん、こんにちは、研修医1年目のNです。
今回は静岡赤十字病院の救急科について紹介していきたいと思います。
救急科は研修医にとってどの病院に行っても大きな関門であると同時にどこの科に進んでも重要な科の1つではないでしょうか?
因みに自分がここを第一志望にした理由の一つにもここの救急の強みがあります。

基本的に救急科は研修医3人で回ります。
朝7時ごろに3人の内1人が先に回診し、救急科入院の患者さんの昨夜から今朝までの変化を把握します。
8時に朝カンファレンスで患者さんの昨日から今日までの出来事や今後の予定をプレゼンし、救急科全体で回診します。
8時30分から救急外来業務が始まります。救急車で運ばれた患者さんやWalk In受診された患者さんを診ていきます。患者さんが全く来ず空いた時間があれば先生方が色々レクチャーしてくれます。実際の強心薬の使い方や気管挿管の方法など教科書ではなかなか身に付きにくい分野を学ぶことができます。
17時に終了となり、まだ患者さんを診ている場合は当直帯の人達に引き継ぎます。先生方が忙しくなければ、30分ほど1日の振り返りをしてそれぞれ診てきた患者さんの共有をします。
基本的に勤務時間はオンコールの人は7:00〜17:30でそうでない人は8:00〜17:30となりますね。

当院は救命救急センターがあり第三次救急医療機関に当たります。救急科医も6名と多くおり、患者さんに対し研修医1名と指導医1人の2人で診療に当たります。初めは、指導医に手取り足取り教えて頂きながら診療していきますが、後半になるにつれて自分で病歴・所見を取り採血項目や画像検査のオーダーを立て診断し、入院か帰宅の判断が徐々に下せるようになっていきます。また症例も豊富なので様々な手技を学ぶことができます。ルート取り、採血、エコーから動脈採血、尿道バルーン、胃管チューブ、胃洗浄、肛門鏡、ルンバール、CVカテーテル、胸骨圧迫などなど。
まだまだ至らない点が多いと感じつつも、今まで回った科の中で研修医の裁量権が最も大きくやりがいのある充実した科だと思いました。
もし当院を見学する機会があれば、少しでも良いので救急科を見ることをお勧めします!
救急隊から電話を受けています。
お互いにエコーの練習もします。先輩が眼球エコーをレクチャー中!
採血結果や画像を見て鑑別疾患を考えます。

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