看護部ブログNurse blog

プリセプターとして1年を振返って!

2023年6月19日

3-9病棟より

私とプリセプティ(新人看護師)は二十歳離れています。身近な存在と感じてもらうことは難しいかもしれませんが、何かあった時にまず相談できる相手となれるように、勤務が重なれば必ず声をかけ表情等に注意して、ときに周囲と情報共有し見守りました。
この一年、プリセプティはさまざまな悩みを抱え、乗り越えてきました。年の近いプリセプターなら、経験に基づいたアドバイスでもっと容易に悩みを和らげたり、事前に防ぐこともできたのではないかと思い、私は申し訳なさを感じていました。1年を振り返る面談でその思いが溢れてしまいましたが、師長から私たちは周囲から見ればとても良い関係が築けていることや、病棟の他のスタッフが私のできなかったと感じている部分を十分担ってくれていたと伝えられ、病棟全体で共育していることが改めて実感できたと共に、安心感を得ました。プリセプティからも私がプリセプターでよかったとはっきり伝えられ、今までの関わりに自信が持て、お互いに寄り添い合うことができていたのだと感じることができました。
プリセプターとして、不安、喜び、達成感などさまざまな思いを抱えた一年でした。今後は、共育を行う一人として私ができることを担いながら、プリセプターの思いを共有し支えられる存在となっていきたいと思います。

2-7病棟より

私は、この一年間プリセプター(実地指導者)として新人看護師の教育・指導にあたりました。プリセプターとして新人看護師の教育・指導にあたるのは今回で二回目でしたが、プリセプティ(新人看護師)の個性に合わせながら指導やサポートが出来るように努めました。この一年間を振り返ると人に教えることの難しさを実感し、辛いことや大変なこともたくさんありました。しかし、プリセプティとの関わりの中で患者さんへの丁寧な関わりや自分に不足していた看護技術や知識を初心に帰り改めて振り返ることができ、プリセプティと共に成長することが出来たと感じています。そして、プリセプティの成長を間近でみるという嬉しさや誇らしさも感じることが出来ました。プリセプターという経験が出来て本当に良かったです。今後は、プリセプターとしてこの一年間を通して学び、感じたことを大切にし、この一年間支えて下さった先輩方や共に切磋琢磨した同僚や後輩達に日々、感謝しながらこれからもより良い看護が出来るように努めていきたいと思います。

手術室より

昨年度は新人のKさんを仲間に迎えました。1名のみの配属であったため、Kさんが思いや考えを同期と共有できないことで、日々の疑問や不安を一人で抱え込んでしまうのではないかと心配しました。Kさんの心が折れないよう添え木のような存在になるよう努めました。毎日、声かけを行い状況を把握し支援していきました。
手術室は覚えることが多く、半年経った頃に新人さんが日々の看護や業務、予習・復習で疲れてきている様子が見られました。新人看護師の傾向としてできないことばかりに目がいってしまうため、「色々な手術の介助ができるようになってきているね。毎日予習・復習をしっかりしていて頑張っているね」とできていることを具体的に伝えていくようにしました。Kさんも少しずつ自信をつけていき「いつも声をかけてくださるので頑張れます」と言ってもらえたことが嬉しかったです。Kさんと一緒に学んでいく中で私自身も成長することができたと思います。

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