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眼科

『白内障とは』『自然経過と治療』『手術時期』『手術までの流れ』『当院での白内障手術』『手術後について』『手術後の視力』『手術のおおよそ の金額』について書かれています。
現在、手術を3ヶ月以内に行えるよう体勢を整えています。

白内障とは

目には、カメラのレンズにあたる『水晶体』があります。本来、水晶体はほぼ透明ですが、それが濁って見づらくなる状態を白内障と言います。

自然経過と治療

白内障は徐々に進行していきます。残念ながら、自然に治ることや進行が止まることはありません。進行の速度は個人差があり、数年かけてゆっくり進むことが多いですが、なかには急速に進行する場合もあります。
治療は手術となります。
目薬もありますが、進行を完全に止めることはできません。そのため、白内障が進行した場合、手術をする以外に治す方法はありません。

手術時期

白内障は手遅れになる病気ではありません。そのため手術時期は『患者さん自身が手術を希望されたとき』となります。
実際のところ、ほんの少し白内障がでてきた時点で手術される方もいますし、逆にうんと進んでから手術をする方もいます。
ただし、白内障が非常に進行したまま放置すると、手術自体が困難になることがあるため、ある程度のところで手術を決意していただくのがよいかと思います。

手術までの流れ

外来受診→術前検査→手術(それぞれ別の日になります)

【外来受診】

まず外来を受診していただきます。
白内障の状態や他の疾患の有無について診察し、白内障手術の適応があるか決定します。
手術適応があれば、術前検査・手術の日程を決めます。また、全身状態に問題がないかどうか確認するために、全身検査(採血、胸部X 線、心電図)を行います。

【術前検査】

手術のための特殊な検査と手術についての詳しいお話をいたします。

当院での白内障手術

【麻酔】

麻酔は目だけの局所麻酔で行います。手術中、ほとんど痛みはありません。具体的には、目薬のみか、麻酔が効きづらい方は麻酔の注射を追加して行います。

【手術手技】

プレチョップ法

水晶体を分割するときに、プレチョップ法を用いて分割します。この方法を用いますと、より安全に、確実に、迅速に分割することが可能で、手術による目へのダメージを最小限に抑えることができます。

インジェクター

眼内レンズを挿入するとき、インジェクターという器具を使用します。これにより、眼内レンズを折りたたんで眼内へ挿入できるため、傷口を広げる必要がありません。
手術時に目の中に細菌が入る原因として、眼内レンズが目の表面に触れて細菌が付着することで、目の中へ入る可能性があると指摘されております。インジェクターを使用することで、細菌による汚染を防ぐことができます。

手術後について

手術当日は眼帯をつけます。
手術翌日、診察後問題なければ眼帯が外れますが、保護用めがねを装用していただきます。
手術後1週間は洗顔、洗髪ができませんが、首から下の入浴、シャワーは可です。
その他は普段どおりの生活が可能です。(目を使う作業もできます)
目薬は1ヶ月程度継続します。
紹介医がある場合は、術後安定した後、紹介医にて定期診察を行います。

手術後の視力

手術後の視力の立ち上がりは個人差があります。手術翌日からよく見える方が多いですが、2 週間程度で徐々に見えるようになる方もいます。
最終的な視力は、白内障以外の目の機能が重要で、網膜や神経などに弱いところがあれば、視力がでにくいこともあります。そのため、術後の視力は予測が出来ない場合があります。

手術のおおよその金額

保険 1割負担 3割負担
片目 日帰り 15,000 46,000
片目 入院(2泊) 29,000 72,000
ほとんどの場合、上記金額で少しおつりがくるくらいです。しかし、薬、処置等により余計に金額がかかることもあります。