日本赤十字社 静岡赤十字病院
臨床研修ブログ
 本日3月25日(火)に初期臨床研修医修了式が開催され、16名の初期臨床研修医に修了証が授与されました。
以下、磯部院長からのメッセージを全文掲載します。

 皆さんこんにちは、研修終了おめでとうございます。
日増しに暖かくなり、昨日は静岡でも桜の開花宣言がなされ、春を感じる季節になりました。今日の良き日に、晴れて研修を修了される皆さんに、一言、お祝いを申し上げます。
 新臨床研修医制度は、将来、皆さんが選択される専門性に関わらず、頻度の高い疾患や、プライマリ・ケアに対応できる医師を育成することを目的として始まりました。今年で満10年になり、皆さんは9期生になります。
 2年前には、点滴や採血も不安げに行っていた皆さんが、最近では、大きく成長し、たくましくなりました。この間一人の脱落者も無く、無事研修を修了されたことを、嬉しく思います。また我々職員にとっても、皆さんが医師としての基本的姿勢や考え方を学ぶ大切な時間を共有させて頂けたことは、大変有意義であったと思っています。
 皆さんは、今後、様々な分野で専門性を高め、研究、教育、臨床と幅広く活躍し成長されていくこととと思います。
「若い皆さんがすべきことは」自分を磨くことです。楽な仕事と困難な仕事かを選択するときには、迷うことなくタフな方を選んで下さい。大変な仕事をする方がはるかに自分のためになるからです。問題が多ければ多いほど、解決に貢献できますし、失敗から学ぶ機会が増えます。失敗を隠したり、原因究明をしないで放置することは、失敗から学ぶことにも失敗し、二重の失策を犯すことになります。失敗に学び、状況を冷静に判断する能力を磨くことが、将来の成功に繋がります。
 患者さんに、安全な医療の提供、質の高い医療の提供を目指すのは勿論ですが、患者さんの気持ちを汲んで医療を行って欲しいと思います。医師にとって一番うれしいことは、患者さんが治って元気になることです。一番悲しいことは自分たちの力が及ばないことです。そんな時にも誠心誠意患者さんに寄り添い、患者さんや家族の気持ちを受け止めることが大切です。先生に看取られたいと患者さんに言われる様な医師を目指して頂きたいと思います。
 また、医療は決して医師だけで成り立つものではありません。チーム医療のパートナーである、看護師、薬剤師、技師、事務の皆さんに感謝して仕事をして頂きたいと思います。
 現在、当院でも、入院患者さん全てにアンケート調査をさせて頂いていますが、当院を選んだ理由のトップには"医師が良いから"という結果となっています。この結果は、患者さんに身近に接する研修医の先生方の貢献も大きいと思っています。
 最後に、先生方の研修に協力して頂いた、研修委員長の小張副院長、久保田先生、中田先生、各科の先生方、コメディカルの皆さん、ありがとうございました。お礼申し上げます。
 今後、当院の建築が後2年間続きます。先生方が勤務したくなる、魅力あるマグネットホスピタルにしていきたい思っていますので、どうぞ皆さん、富士山が恋しくなったら、是非、指導医として帰って来て下さい。
首を長くしてお待ちしております!
 先生方の健康と、今後の活躍を祈り、挨拶とさせて頂きます。
 本日は、誠におめでとうございました。
平成26年3月25日 静岡赤十字病院 院長 磯部 潔


 

 

 

 


 はじめまして。研修医1年目の山本です。
 3月15日(土)当院にて、2013年度第4回「静岡若手医師のための感染症カンファレンス」が開催されました。このカンファレンスは静岡市内の急性期病院である県立総合、市立静岡、済生会、赤十字の研修医を対象としている勉強会で、感染症に関連する症例を発表し、それに対してディスカッションするという形式で行っております。さらに、静岡がんセンターの感染症科の先生を講師としてお招きし、発表へのコメントや講義を行っていただいております。
 今回のテーマは輸入感染症であり、済生会病院の先生が経験したデング熱の症例を発表していただきました。静岡がんセンターからは感染症科部長の倉井華子先生が講義に来てくださいました。
 私は初めての司会を務めさせていただきましたが、活発な討論もあり、病態への理解や普段接することの少ない輸入感染症への知識が深まったということで研修医からの評判も上々でした。今後の救急外来等で今回の経験を活かしていきたいと考えております。
 参加してくださった皆さん、お疲れ様でした!

 

 

 

 



 

 2月21日、「外傷診療における画像診断:命の沙汰も画像次第!?」というテーマで聖マリアンナ医科大学の松本純一先生にご講演頂きました。松本先生は放射線科医として救命救急センターに常勤されており、本邦における救急放射線領域の第一人者でいらっしゃいます。毎年1回、救急領域の画像診断をテーマにご講演頂いていますが、今回は外傷におけるCTの位置づけや撮影法、読影について詳しくお話頂きました。特に、最新版のJATEC(外傷初期診療ガイドライン)テキストに採用されたFACT(Focused Assessment with CT for Trauma)の考え方について、実際の症例のCT画像を使って解説して頂きました。研修医や若手医師だけでなく、放射線技師など多くのコメディカルの方々も参加していました。

 
 



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