しずおか日赤メールマガジン

第159号 平成30年11月01日発行


 澄み渡る空気が心地よく感じられる今日この頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
 さて、今月11月9日~15日は「秋の全国火災予防運動」週間です。秋から冬にかけての火災が発生しやすい季節を迎えるに当たり、広く防災意識を高めることを目的とし、消防庁が主唱しています。
 今年度の全国統一防火標語は『忘れてない?サイフにスマホに火の確認』です。
 くれぐれも火事には気をつけましょう。
 それではメールマガジン159号をお届けします。

目次

1. 今月の病院ニュース
脳卒中に”二刀流”で挑む! 脳血管障害の外科治療(1)

2. インフォメーション
市民公開講座 開催のお知らせ

脳卒中に”二刀流”で挑む! 脳血管障害の外科治療(1)

脳血管障害の治療において、従来からの「開頭手術」に加え、より侵襲性の少ない「血管内治療」の普及が広がっています。当院は県内でも数少ない、両方の治療を提供できる医療機関。”二刀流”のベテラン医師として、後進の育成にも力を注ぐ脳神経外科部長の天神先生にお話を伺います。

脳神経外科部長
天神 博志 医師

京都市出身。医師となって38年、一貫して脳神経外科(脳血管障害)に従事。当院には一昨年より赴任。静岡市での生活は初めてだが「沼津に祖母の家があり、幼いころ海に行って遊んだ思い出があります」。

Q 突然起きる脳血管障害。予防は出来ないの?
A 脳血管障害は神経症状が起こるまで自覚がないため、ある日突然病気になったと感じる人が多いもの。しかし実際は喫煙や食事など、日々の生活習慣の中で危険因子が蓄積した結果として発症します。まずは禁煙、そして高血圧症をはじめとする生活習慣病対策を。脳梗塞やくも膜下出血は、脳ドックで病変を早期に発見することで発症前の治療が可能です。

Q 脳ドックって何?どんなことをするの?
A 脳ドックとは脳に生じる病気の検診のこと。小梗塞の検出に力を発揮するMRI検査、血管の詰まりや動脈瘤を捉えるMRA検査などを実施します。神経症状の出ない無症候性脳梗塞や多発性脳梗塞、また未破裂脳動脈瘤や脳動脈硬化などが確認でき、自分の脳の血管の状態や保有リスクを把握できます。脳ドックは健康保険適応外ですが、症状が分かれば保健での治療が可能。受診は3~5年に1回が目安。

Q 脳梗塞に似た症状が出たが、すぐ治ってしまった。心配は無い?
A 半身のしびれや麻痺、めまいなど脳梗塞と似た神経症状が起きても、数分から数時間程度で収まることがあります。これは一時的に詰まりかけた血管が引き起こす「一過性脳虚血発作」という症状で、いわば脳梗塞の前兆。短時間で収まるためそれと気づかない人も多いのですが、注意が必要な状態。すぐに病院を受診してください。

市民公開講座 開催のお知らせ

【認知症の理解と家族の接し方】

 認知症とはどういうことなのか。認知症の症状と原因、治療法、そして予防法とは。認知症を持つ人と共に暮らすために必要な知識を、静岡赤十字病院の専門の医師と患者をサポートする看護師が分かりやすく解説します。

小西高志
神経内科部長
認知症専門医

森藤あゆみ
認知症看護認定看護師

 





 
 

受講料は無料です。(参加を希望される方は事前に下記までご連絡ください)
認知症に関心のある方、ご家族に認知症患者がいらっしゃる方をはじめ、どなたでもご参加ください。

日時:11月25日(日) 10:30~12:00 (受付10:00~)
会場:静岡赤十字病院 2号館4階 第1会議室
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お申し込み・問合せ
 静岡赤十字病院 担当:企画課
 TEL.054-254-4311(代) 平日8:30~17:00

*お越しの際は、2号館(売店のある建物)の入り口をご利用ください。

しずおか日赤メールマガジン 第159号

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静岡赤十字病院 総務企画課 mail : kikaku@shizuoka-med.jrc.or.jp

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平成30年11月01日発行