しずおか日赤メールマガジン

第158号 平成30年10月01日発行


 朝晩の空気が涼しくなり、やっと秋の気配を感じられるようになりました。皆さんいかがお過ごしでしょうか。
 さて、今月10日は目の愛護デーです。あまり知られていないかもしれませんが、意外にもその歴史は深く、87年前の1931年に中央盲人福祉協会の提唱によって失明予防の運動を始めたのがきっかけです。
 せっかくですから今月は目の健康のことについて考えてみてはいかがでしょうか?
 そして今日は、今世間で話題になっている「風しん」と同じく感染力の高い病気、「麻しん」についてお知らせします。
 それではメールマガジン158号をお届けします。

目次

1. 今月の病院ニュース
感染力の強いはしかに注意

2. インフォメーション
市民公開講座 開催のお知らせ

感染力の強いはしかに注意

はしか(麻しん)はどんな病気?

 麻しんウイルスによって起こる全身の感染症です。麻しんウイルスの感染経路は、空気感染、飛沫感染、接触感染で、その感染力は非常に強いと言われています。免疫を持っていない人が感染するとほぼ100%発症し、一度感染して発症すると一生免疫が持続すると言われています。発症1日前から解熱後3日を経過するまでは周囲に感染させる恐れがあります。

症状は?

 感染すると約10日後に発熱や咳、鼻水等の風邪のような症状が現れ、2~3日熱が続いた後39度以上の高熱と発疹が出現します。その後3~4日すると解熱し次第に回復しますが、肺炎、中耳炎を合併することもあり、体力が戻るまでに1か月かかることも珍しくありません。死亡する割合も、先進国であっても千人に1人と言われています。妊娠中にかかると流産や早産の可能性があります。

なぜ時々流行するの?

 日本では2015年に麻しんの国内流行を抑え込む「排除」を達成しました。このように国内での麻しんの感染機会が激減すると、これまでであれば予防接種をしていなくても、早い時期に感染して免疫を獲得していたはずの人が感染しなくなり、また予防接種をしても免疫を獲得できなかった人(5%程度)も感染しないですむという現象が起こってくるようになりました。
 このように免疫のない人々が増えてくると、海外で感染した帰国者や訪日客を発端として流行が広がってしまうのです。

予防接種について

 麻しんは手洗い、マスクでは予防できません。予防接種が最も有効な予防法です。現在は「麻しん・風しん混合ワクチン」が使われており、定期接種の対象は以下の方です。
  1回目 1歳以上2歳未満のお子さん
  2回目 小学校入学前1年間にあたるお子さん
2回接種することにより、1回で免疫がつかなかったり、1回目の免疫が低下してしまった場合にも免疫をつけることが出来ます。
 お子さんがいらっしゃる方は、忘れずに2回接種するようにしましょう。

参考:国立感染症研究所HP、厚生労働省HP

市民公開講座 開催のお知らせ

【認知症の理解と家族の接し方】

 認知症とはどういうことなのか。認知症の症状と原因、治療法、そして予防法とは。認知症を持つ人と共に暮らすために必要な知識を、静岡赤十字病院の専門の医師と患者をサポートする看護師が分かりやすく解説します。

小西高志
神経内科部長
認知症専門医

森藤あゆみ
認知症看護認定看護師

 





 
 

受講料は無料です。
認知症に関心のある方、ご家族に認知症患者がいらっしゃる方をはじめ、どなたでもご参加ください。

日時:11月25日(日) 10:30~12:00 (受付10:00~)
会場:静岡赤十字病院 2号館4階 第1会議室
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お申し込み・問合せ
 静岡赤十字病院 担当:企画課
 TEL.054-254-4311(代) 平日8:30~17:00

*お越しの際は、2号館(売店のある建物)の入り口をご利用ください。

しずおか日赤メールマガジン 第158号

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平成30年10月01日発行