しずおか日赤メールマガジン

第126号 平成28年02月01日発行


厳しい寒さが続いており、春の訪れが待ち遠しく感じる今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
さて、2月の行事と言うと、節分の豆まきを思い浮かべる方も多いかと思います。諸説・地方によっても多少異なるかと思いますが、「鬼は外、福は内」と声を出して福豆をまき、年の数だけ豆を食べて無病息災を願う行事ですね。ちなみに、年の数より1つ多く豆を食べるという考え方もあります。ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、これは以前に年齢を数える時に使用していた数え年(生まれた年を1歳とする)に由来しているようです。
引き続き温かいご支援を賜りますよう、どうぞよろしくお願いいたします。
それではメールマガジン第126号をお届けいたします。

目次

1. 今月の病院ニュース
ローリングストック
~災害への備え~ご存知ですか?

2. インフォメーション
新型ノロウイルス流行にご注意!

ローリングストック~災害への備え~ご存知ですか?

皆さんは、必要備蓄が3日分から7日分に変わったことを知っていますか?

必要備蓄はなぜ7日分とされたのでしょうか。東日本大震災では、被災地域が広範囲にわたったため、発災直後に行政からの支援が行き届きませんでした。また、避難所に行くから備蓄は必要ないと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、収容能力を超える場合、避難所にすべての方が入ることはできません。住居を失った方や、高齢者の方などが優先され、被災が比較的軽かった方々は自宅での生活を余儀なくされます。したがって、家庭での備蓄がとても重要なのです。
しかし、備蓄と一口に言っても、どうしたらいいのか、何を買ったらいいのかわからない方も多くいらっしゃるかと思います。また、面倒だと感じている方も少なくないと思います。そこで、普段使う物を少し多めに買い、常に一定量の備えが有る状態にしておく備蓄法「ローリングストック※」を推奨しています。その他、赤十字のノウハウとともに、災害の備えについてお伝えしています。→詳しくはこちらをご覧下さい。

※ローリングストックとは・・・日常に利用する缶詰やレトルト食品などを備蓄食料とし、消費期限の短いものから使い、使った分は新しく買い足して、常に一定量の備えがある状態にしておく備蓄法のことをいいます。
(情報提供:日本赤十字社静岡県支部)


新型ノロウイルス流行にご注意!

冬に嘔吐や下痢を起こすノロウイルス。今年は新しい型が流行し始めています。

新しい型のウイルスとは?
ノロウイルスは遺伝子の型の異なる多くの種類があり、これまでの流行の主体は「GⅡ.4」という型でしたが、この秋以降の集団感染ではほとんどが「GⅡ.17」型で大半の人は新しいウイルスに対しては免疫がありませんので、感染した場合は容易に発症し、流行が拡大する恐れがあります。

ノロウイルスによる感染性胃腸炎について
ウイルスに汚染された食品を食べたり、感染者の便や吐物を介して感染します。1~2日の潜伏期間を経て、吐き気、おう吐、下痢、腹痛、微熱が1~2日続きます。症状のない場合や軽い風邪様の症状のこともあります。子どもやお年寄りは、おう吐物を吸込むことによる肺炎や窒息にも要注意です。感染するとウイルスは1週間程度便とともに排出されます。

新型のウイルスの予防も「手洗い」と「食品の十分な加熱」です
ノロウイルスは100個程度のわずかな量が体内に入っただけでも激しい症状があらわれます。そうならないためにも予防法を徹底しましょう!
  • 最も重要で効果的な方法は手洗いです。トイレの後、調理や食事の前、患者の汚物処理をした時などは、石鹸と流水で十分に手を洗いましょう。
  • 加熱の必要な食品は中心部まで十分に加熱することが必要です。特にカキ等の二枚貝を調理する時は、中心温度85℃以上で90秒以上加熱し、調理器具は熱湯消毒しましょう。
  • ノロウイルスにはアルコールは無効です。消毒には次亜塩素酸ナトリウム(キッチンハイター等)を200倍程度に薄めて用います。
  • 便や吐物には大量のウイルスが含まれます。処理する時は、使い捨ての手袋、マスク、エプロンを着用し、ペーパータオル等で静かに拭き取りビニール袋に密閉して廃棄します。この際50倍程度に薄めた次亜塩素酸ナトリウム液を廃棄物が浸る程度入れるのが望ましいです。その後、200倍程度に薄めた液で広めに消毒し、水拭きして下さい。 

 

 

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平成28年02月01日発行