しずおか日赤メールマガジン

第102号 平成26年02月01日発行


 日中は最高気温が15℃を超える春のような日もあり、寒暖の差が激しい今日この頃、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
 もうすぐソチオリンピックが開会します。スキージャンプの高梨選手がメダル候補として注目を浴びていますね。みなさんは実際に選手が飛ぶジャンプ台を見たことがありますか?数年前、札幌市にある大倉山ジャンプ競技場に行ってきました。ジャンプ台からの眺望は札幌市内を見渡す絶景・・・ですが、その高さと角度に驚き、足のすくむ思いをしました。そんな台からジャンプする選手は、本当にすごい!と思います。ソチでの活躍に期待したいですね。
 さて、メールマガジン第102号をお届けします。みなさんには引き続き温かいご支援を賜りますよう、どうぞよろしくお願いいたします。

目次

1. 今月の病院ニュース
アニサキス症に気を付けて!

2. 早い!おいしい!15分クッキング
体ぽかぽか!じゃがいもの味噌ポタージュ

アニサキス症に気を付けて!

 生のサバやサンマ、イカを食べた後に激しい胃の痛みや吐き気を起こすアニサキス症。年間7千人と推計される患者さんは寒い時期に多くなりますのでご注意ください。

◆何が原因?
 生魚の中にいるアニサキスという寄生虫が原因です。アニサキスはクジラやイルカの胃に寄生しており、その卵が糞とともに海中に放出され、卵を食べたオキアミ等をサバやサンマ、イカ等が食べることで、魚の中に幼虫が寄生します。
 これを人が生で食べると幼虫は生きたまま体内に入り、胃や腸の壁を傷つけ、食い破ろうとすることで症状が起こります。

◆どのような症状が起こるの?治療は?
 生魚を食べた後、胃の場合は2~8時間後に、腸の場合は数時間~数日後に差し込むような痛みが起こってそれが持続し、吐き気を伴う場合があります。初めての感染では症状は比較的軽く、激しい症状が起こるのは再感染の場合であるといわれています。
 胃の寄生虫は内視鏡で取り除くことができます。腸の場合は対症療法を行いながら寄生虫が死んで症状が緩和するのを待ちますが、腸閉塞が起きて手術が必要になるケースもあります。

◆アニサキス症を防ぐには?
 アニサキスの幼虫は以下の処理で死滅します。
  ●60℃ 1分以上の加熱
  ●中心部まで-20℃以下で48時間以上の冷凍
 魚介類は加熱して食べるか、生食する場合は冷凍処理後に解凍したものであれば心配ありません。幼虫は酢を使った調理では死なないので注意が必要です。
 新鮮な生魚を調理する時は、内臓を早めに取り除き、アニサキス(体長2~3センチ程度)が内臓に近い部分にいないかよく見て調理してください。

■担当 原田 博行(薬剤師)
■参考 国立感染症研究所HP


早い!おいしい!15分クッキング : 体ぽかぽか!じゃがいもの味噌ポタージュ

 ジャガイモをすりおろすことでとろみが付き、口当たりが良く、冷めにくいスープに。寒い冬にぴったりのあったかメニューです。

■栄養課考案/1人分90kcal
■材料(4人分)/
じゃがいも 大1個
だし汁 600ml
味噌 大さじ3
バター 20g
細ネギ 4本
コーン缶 大さじ2
七味唐辛子(または粗挽き黒胡椒) 少々

■つくり方/
1.  じゃがいもは皮をむきすりおろす。細ネギは小口切りにする。
2.  鍋にだし汁を入れ、沸騰したら弱火にして味噌を溶き、1のじゃがいもを加える。かき混ぜながら1分くらい加熱して火を止め、バターを加える。
3.  器に盛り、水切りしたコーンと細ネギをトッピングし、お好みで七味唐辛子または、粗挽き黒胡椒をふる。

しずおか日赤メールマガジン 第102号

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平成26年02月01日発行