しずおか日赤メールマガジン

第98号 平成25年10月01日発行


 やっと涼しい風が吹き始め、過ごしやすくなった今日このごろ、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
 この季節、運動会やお祭など地域で行われるイベントが多く開催されます。地域の人々との交流の場であるこれらのイベントは、子どもからお年寄りまで、みんなで楽しみながら「絆」が深まる貴重な機会ですね。秋晴れの空の下、このようなイベントに出かけるのも気持ちがいいものです。
 さて、メールマガジン第98号をお届けします。みなさんには引き続き温かいご支援を賜りますよう、どうぞよろしくお願いいたします。

目次

1. 今月の病院ニュース
食物や蜂による急性アレルギー

2. インフォメーション
マタニティヨーガのクラスがスタート!

3. ☆栄養課考案☆時短レシピ
非常食を簡単アレンジ! 乾パンでグラタン

食物や蜂による急性アレルギー

 昨年、食物アレルギーのある女児が給食を食べて死亡した事故が
ありました。命にかかわることもあるアレルギー(アナフィラキシー)について知っておきましょう。

◆アナフィラキシーとは?
食物や蜂などの原因となる物質により、短時間のうちに全身に複数の激しいアレルギー症状が出る反応です。蕁麻疹・かゆみ等の皮膚症状、目のかゆみや唇の腫れ等の粘膜症状、くしゃみ・咳・息苦しい等の呼吸器症状、そして腹痛・嘔吐等の消化器症状もみられます。血圧低下で意識を失う等の危険な状態になることもあり、これをアナフィラキシーショックといいます。

◆アナフィラキシーの原因は?
〈食物〉卵、牛乳、小麦、そば、ピーナツ等 乳幼児に多く見られます
〈蜂毒〉スズメバチ、アシナガバチ等 年間20人程が亡くなっています
〈薬物〉抗生物質、解熱鎮痛剤、抗てんかん薬、造影剤、麻酔薬等
〈ラテックス〉医療用手袋、風船、ゴム草履等 天然ゴムに含まれます 
〈運動〉運動中や直後に、また特定の食物との組合わせで起こることがあります

◆アナフィラキシーが起こったら
原因となった物質をすぐに取り除き、食物の場合は口をゆすぎます。蜂の毒針はすぐに抜けるようなら抜きますが、毒や針を体内に押し込んでしまう危険があるので無理に取らないようにします。症状は一度おさまっても再びあらわれることがありますから、必ず医療機関を受診しましょう。
過去にアナフィラキシーの原因となった物質を摂取して明らかに異常を感じた時や、のどが締め付けられる、呼吸困難などがあらわれた時は、応急処置として速やかにアドレナリン自己注射薬(エピペン)を用います。子供の場合や自分で打てない時は、救急救命士、保護者、教職員が注射することも可能です。エピペンは気管支を拡げ血圧を上げてショック症状を緩和しますが、その作用は一時的ですので使用した後は直ちに医療機関を受診しましょう。
アナフィラキシーの経験がある・起こる危険がある方は、専門の医師に受診してエピペンを常に携帯することをお勧めします。当院でも、小児科、内科、救急外来でエピペンの処方を受けることが可能です。

■担当 原田 博行(薬剤師)
■参考 ファイザー製薬HP                       

マタニティヨーガのクラスがスタート!

出産までの体づくりと心の準備をしませんか?

 7月より、産婦人科でマタニティヨーガのクラスを起ち上げました。きっかけは、妊婦さんからの要望に加え、「自然な形で出産に臨める体を妊娠期から自分でつくってほしい」という助産師の思いからです。一般的に約2割といわれている帝王切開ですが、総合病院である当院では合併症をかかえる妊婦さんも多いことから4割とやや多めです。クラスに参加できる方は、当院産婦人科受診者で、妊娠16週以降から出産間近の妊婦さんまで。ヨーガを行うことで、腰痛や肩こり、足のつりなど不快な症状を改善・予防し、分娩時、呼吸や開脚が上手にできたり、体力がつくことで分娩時間が短縮できると言われています。1時間ほどでヨーガを終えたら、参加者全員で悩みなどを話す場が設けられます。不安が多い妊娠中も出産に向け、前向きに準備できる機会となっています。


ヒーリングミュージックが流れる中、みなさんリラックスして赤ちゃんと向き合っています

日本マタニティヨーガ協会講習修了者の助産師さん8名が交代で講師を務める。左から講師の鈴木知代さん、西岡恵美さん
 

ヨーガ後には体が温まるハーブティーを1杯サービス
 

 

☆栄養課考案☆時短レシピ 非常食を簡単アレンジ! 乾パンでグラタン

 硬い乾パンがフワフワのグラタンに大変身! 子供や高齢者にもおすすめです。賞味期限が近づいてきた乾パンを見つけたらぜひお試しください。


<材料>4人分
【A】
 ・乾パン 20個
 ・牛乳 800ml
 ・キノコ(食べやすい大きさにカット) 100g
 ・ホウレン草(2cmにカット) 2株
 ・玉ねぎ(薄切り) 1/2個
 ・塩 小さじ1/2
 ・固形コンソメ 1個
バター 大さじ3
小麦粉 大さじ4
粉チーズ 適量

1: 耐熱ボウルに【A】を入れて落とし蓋代わりの小皿をのせ、ラップをして電子レンジ(600w)で7分加熱する。乾パン、キノコ、ホウレン草、玉ねぎを取り出してバター(分量外)を塗ったグラタン皿に並べる。
2: 別の耐熱ボウルにバターを入れ、電子レンジにかけて溶かし小麦粉を加え泡立て器でよく混ぜる。かき混ぜながら1の牛乳を少しずつ加え、電子レンジに4分かけ、ホワイトソースをつくる。
3: 1のグラタン皿に2のホワイトソースをかけ、粉チーズをふりオーブントースターで表面がキツネ色になるまで焼く。

★1人分295kcal
 

しずおか日赤メールマガジン 第98号

メールアドレスの変更、配信解除  http://www.shizuoka-med.jrc.or.jp/about/mailmag/

このメールマガジンに対するご意見・お問合せは
静岡赤十字病院 企画課 mail : kikaku@shizuoka-med.jrc.or.jp

当メールの全文、または一部の無断転載および再配布を禁じます。
編集・発行 : 静岡赤十字病院  http://www.shizuoka-med.jrc.or.jp/
平成25年10月01日発行