しずおか日赤メールマガジン

第95号 平成25年07月01日発行


 はっきりしない天気が続き、梅雨明け宣言が待ち遠しい今日この頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
 7月7日は七夕です。子どもたちが通う保育園には、笹で作られた手作りの七夕飾りが飾られています。短冊には、「ピーマンがすきになりますように」「さかあがりができますように」といった子どもならではのかわいらしい願いごとが書かれており、なんだかほのぼのとした気持ちになりました。願いがかなうといいですね。
 さて、メールマガジン第95号をお届けします。みなさまには引き続き温かいご支援を賜りますよう、どうぞよろしくお願いいたします。

目次

1. 今月の病院ニュース
テーマ:「熱中症」
正しい知識で熱中症から身を守る!

2. インフォメーション
ANAグループによる、すずらんの贈り物
今年も「しあわせの花」を患者さんにお届け

テーマ:熱中症 正しい知識で熱中症から身を守る!

毎年夏になると耳にする「熱中症」。温暖化によって年々深刻化しており、正しい知識を身につけ対策しておくことが何より大切です。
救命救急センター・救急科部長 中田託郎医師に聞きました。

Q:熱中症とは?
A:熱中症とは、暑熱環境(高温・多湿)に長時間さらされることによって体内の水分や塩分が不足し、体温調節がうまく機能しなくなって起こる障害の総称です。屋外だけでなく、屋内でも発症することがあります。「熱射病」や「熱失神」は熱中症のうちに含まれます。ちなみに「日射病」は、太陽光が原因の軽度の熱中症です。

Q:どんな症状が起こるの?
A:めまい、頭痛、吐き気、脱力、気分が悪くなる、体温が高くなる、多量の発汗(または汗が出なくなる)、筋肉がつるなどが挙げられます。重症になると、意識がもうろうとなることもあります。

Q:予防策はありますか?
A:ずばり、暑い環境を避けることです。とはいえ日常生活を送る上では難しいでしょうから、帽子や日傘などを活用し、直射日光を避けてください。運動する場合は、水分・塩分補給のための休憩は欠かせません。室内にいる場合も、扇風機やエアコンを使って部屋の温度・湿度を調整しましょう。基本的なことですが体調管理が第一です。睡眠時間を十分確保し、栄養のあるものをバランスよくとるように心がけましょう。

暑さの中での
無理や我慢はほどほどに

ここ数年、夏になるとよく耳にするのが「熱中症」という言葉。夏本番を迎える前に、しっかりとした知識を身につけておきましょう。
高温・多湿が原因となる熱中症は、温暖化現象が大いに関係しています。ここ2~3年、猛暑が続いたおかげで明らかに熱中症患者が増えました。室内で過ごしている方やお年寄りも多いですね。人間の体は皮膚からの放熱や発汗によって体温を下げますが、外気温が皮膚温度より高くなったり湿度が非常に高い時に、放熱や発汗ができにくくなり、熱中症を引き起こします。重症ともなると内蔵が壊れ、毎年、熱中症によって亡くなる人もいます。実際のところ、自覚症状で「おかしい」と感じた時には、時すでに遅しという場合も。右頁で挙げた予防策に加え、汗をかき慣れておくことや、吸湿性・通気性のいい衣類を身につけること、冷たいものを摂取し体内から冷やすことも大切です。節電も大切ですが、命に関わる場合もあるため無理や我慢はほどほどに、扇風機やエアコンを上手に使いましょう。

事前対策と対処法を知って
夏を楽しく乗り切ろう!

熱中症が増えるタイミングは暑くなりはじめる頃。梅雨明けに最もピークを迎えます。また、前日より急激に気温が上がった日や、気温はそれほど高くなくても湿度が高い日も要注意。もしも具合が悪くなった人が周りにいた場合の対処法も覚えておきましょう。まずは日陰に運び、水分を補給して休ませること。近くに日陰が見当たらなければ、うちわのようなもので風を当てて体温を低くしてあげます。具合がひどく悪そうであれば、迷わず救急車を呼ぶこと。また、その時は大丈夫でも、帰宅後など後から熱中症の症状が表れることもあるそう。そんな時もやはり、水分・塩分を摂取し、涼しい場所でゆっくり休息を。「気付かないうちに」という場合が多いため、きちんと自己管理して暑い夏を乗り切りましょう。
 

ANAグループによる、すずらんの贈り物 今年も「しあわせの花」を患者さんにお届け

 ANAグループ(全日本空輸株式会社)が、主に空港近隣の赤十字病院の入院患者さんを訪れ、『すずらんの押し花しおり』を毎年お届けしているのはご存知ですか? 「しあわせ」「幸福の再来」などの花言葉を持つすずらん。今年も当院にて、6月3日に贈呈式が行われました。昭和31年から続くこの取り組みは、「社会と共に歩み続けます」というANAグループの行動指針のもとスタートしたもので、今年58回目となります。静岡では富士山静岡空港開港を機にはじまり、今年で5回目を迎えました。贈呈式では、静岡市駿河区出身の客室乗務員・村田麻衣さんから患者さんの一日も早い回復を祈って鉢植えが手渡されました。また、ANAグループの社員とANAがオフィシャルサポーターを務めるAKB48のメンバーが心をこめて作成したしおりが入院患者の皆さんに贈られました。

しずおか日赤メールマガジン 第95号

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平成25年07月01日発行