しずおか日赤メールマガジン

第77号 平成24年01月01日発行


新年あけましておめでとうごさいます。
「一年の計は元旦にあり」と言われますように、新年には何か目標をたて充実した一年を過ごしたいと思うところです。昨年は、大震災があり、いろいろな思いが巡った年でした。大きな目標をたてるのもよいとは思いますが、日常の何気ない生活を大切にし、その中から身近に達成できることを目標にかかげてみてはいかがでしょうか?昨年に引き続き「絆」をより一層強く感じることのできる一年にしたいと思います。
さて、メールマガジン第77号をお届けします。みなさまには引き続き温かいご支援を賜りますよう、どうぞよろしくお願いいたします。

目次

1. 今月の病院ニュース
年頭のご挨拶

2. インフォメーション
一般市民及び患者さんのための講演会を開催しました

賀正    静岡赤十字病院 院長 行木 英生 

 皆様、新年明けましておめでとうございます。

 平成24年の干支は「辰」で、十二支では5番目に数えられる動物として「たつ=龍」が当てられています。そのことから、「昇り龍のごとく困難を乗り越える」意思を年頭の所感の中で決意表明することばとして使われることが多いようですが、元々の解釈としては、昨年の「卯」が「草木が地面を蔽うようになった状態」を表しているのに対して、今年の「辰」は「草木の形が整った状態」を表わすものとされています。この解釈からみなさんはどのようなイメージをお持ちになるでしょうか。
 さて年頭の挨拶では、その年の目標を掲げるのが常でありますので、今年も目標を定め、皆様とともに歩んで行きたいと思います。


1、病院新築・改築が進行中

 病院の機能を進化させ、安心・安全な医療を遂行するために、平成23年3月28日に本通り側の病院敷地で9階建ての新病棟(新名称:3号館)の起工式が行われて以来、現別館(新名称:2号館)の改修が始まり、さらに現西館の取り壊しと現本館前の駐車場部分に新本館(新名称:1号館)の建設が始まろうとしています。それに伴い患者の皆様はじめ近隣の住民の皆様には大変なご迷惑をおかけしております。日常生活以上の騒音の連続には耐えがたいものがありますが、基礎工事における騒音と振動、建物取り壊しの際の騒音と塵埃については最小限にする努力をしております。どうか、2年半後に誕生する機能の充実した新病院の完成に免じてお許しをいただきたいと存じます。
 もう一点ご理解をいただきたい点がございます。 本館玄関での出入りが工事の関係で制限せざるをえなくなり、歩行可能な皆様はこれまで同様、本館救急外来前の通路をご利用いただけますが、タクシーや自家用車でご来院の皆様には駐停車スペースを確保することができなくなりました。

本通側から見た新病院(3号館)平成24年夏竣工予定

新たに、別館横に2台分の乗降場所を確保しましたが、混雑時や雨天の場合の乗降には大変ご不便をおかけしています。交通整理のガードマンやサポートレディによる乗降のお手伝い、ボランティアさんや職員による 車椅子送迎や診療・検査部門へのご案内など、皆様には出来るだけご不便をおかけしない対応を考えて努力をしているつもりですが、ご理解とご協力をお願いしたいと思います。
 


2、東海・東南海地震に備えて

 平成23年3月11日の東日本大震災以降、さまざまな面で日本が変わりつつあります。日本赤十字社の一員である我々は、地震当日夜には被災地に第一次の救護班を派遣し、その後第八次まで救護班派遣を継続しました。また、宮城県石巻市で唯一被災を免れた石巻赤十字病院には病院機能を補強する目的で助産師・看護師・薬剤師・事務系職員等を派遣しました。こうした活動により得られた貴重な経験を基に、近い将来発生が懸念されている東海・東南海地震への対応や対策を怠りなく行う所存です。前項で述べました病院の新築・改築の目的の一つには、当院が災害拠点病院に指定されている関係上、地震に強い病院にすることがあります。大災害時にも地域の皆様が安心して医療を任せられる病院にしておきたいと思っています。


3、診療機能のさらなる充実を目指して

 静岡県内の医師・看護師の不足はこの数年来ずっと叫ばれ続けているものの、その解決は各病院の自助努力に任せられているのが実態です。その結果、病院は経営状態が悪化し、一方で病院の機能の充実が求められているために、苦境に陥っている病院が多々あります。当院ではこれまですべての診療科の充実を図ってきていますが、人数の少ない診療科の解消に時間がかかっています。今年はバランスのとれた診療科づくりを目指し、新病院が完成する2年半後に実現を目指している、充実した救命救急センター、脳卒中センター、地域周産期医療センター、などのセンター化構想の基盤づくりを行っていきたいと考えています。
 同時に、病院が成り立つためには病棟部門が24時間機能していなければなりませんので、夜勤のできる看護師が一定数以上確保されている必要があります。当院では能力の高いキャリア看護師や、立派な看護師になりたいと思っている新人看護師を常時募集しています。皆様方の中でお知り合いの看護師さんがいらっしゃいましたらご紹介ください。
 このように、当院にはやらねばならないことが山積していますが、職員一同、一致団結してこの難局を乗り切る所存です。
 皆様のご健勝をお祈りするとともに、本年もどうぞよろしくお願いします。



平成24年  元旦

一般市民及び患者さんのための講演会を開催しました

 当院は「医療安全全国共同行動2011」に参加し、「危険薬の誤投与防止」「患者・市民の医療参加」を行動目標に医療安全に取り組んでいます。その一環として、このたび、一般市民及び患者さんを対象に講演会を開催し、約30名の方にご参加いただきました。

 開催にあたり、行木英生院長から、「この会が患者さんと医療者の情報交換の場になって欲しい。」と挨拶があり、【家庭における薬の管理】をテーマに、当院の杉上香織薬剤師が講演を行いました。

 参加者の皆さんからは、「これまで自己判断で薬を飲んでいたこともあったが、これからは指示を守り、わからないときは薬剤師に相談しようと思った」といった感想が聞かれました。

 また、講演会後、積極的に薬剤師に質問をする姿から、皆さんの薬に対する意識の高さが感じられました。

 当院では、今後も「患者参加型の医療安全」を目指して、一般市民や患者さんを対象に医療安全に関する講演会を開催していく予定です。皆さんの参加をお待ちしております。

※ 医療安全全国共同行動とは・・・

全国の病院と各種医療団体が行動目標を共有し力を結集して取り組むことで医療の質・安全の向上を目指す取り組みです。全国の病院に普及し、目に見える成果を達成し、医療に対する患者・市民の依頼を高めることを目的とし20085月から実施されています。

しずおか日赤メールマガジン 第77号

メールアドレスの変更、配信解除  http://www.shizuoka-med.jrc.or.jp/about/mailmag/

このメールマガジンに対するご意見・お問合せは
静岡赤十字病院 企画課 mail : kikaku@shizuoka-med.jrc.or.jp

当メールの全文、または一部の無断転載および再配布を禁じます。
編集・発行 : 静岡赤十字病院  http://www.shizuoka-med.jrc.or.jp/
平成24年01月01日発行