日本赤十字社 静岡赤十字病院
臨床研修ブログ
こんにちは。総合内科の松本です。
先日2018年10月27日に行われた2018年度第4回栗本カンファレンスについて報告いたします。当院研修では,1年目は半年ずつ内科系と外科系をローテートするので,後半内科組の研修医の先生達には初めての栗本カンファレンスです。
今年度は毎回症例検討カンファレンス前に,栗本先生から“総合プロブレム方式の考え方の基本”について,1時間ほどの講義をしていただいております。
前半組のこれまで3回の講義は,“プロブレムの概念”・“プロブレムの展開”・“医師と社会学”と一般概念レベルの話でした。今回はもう少し日々の診療と直接的に関連するレベルのお話をお願いしました。まず目的・方針・目標・計画とはそれぞれどういう事か,その上で治療の目的を条件・種類に分けて,どのように治療を策定するかという考え方について一般的な説明をしていただきました。研修医の先生方も研修の中で治療決定に関わってきた経験から,ある程度実感をもって聞けたのではないかと思います。また,こういうことはいつも考えていると感じた先生もおられたと思いますが,このいつもなんとなく考えている課題を明文化する事で,考えるべき課題が具体的になります。そうすると,いかなる時でも治療策定の際に,その課題に取り組む形で考えるようになっていきます。
当日のカンファレンス症例のプロブレムリストは,#1高血圧症 #2 食道裂孔ヘルニア #3神経因性膀胱 #a急性大腸菌性腎盂腎炎の症例でした。#1-#3に関しても,アセスメントについて活発な議論が行われました。
最後になりますが,総合プロブレム方式の考え方は,医学診療に限ったものではなく万物に共通して通用する考え方です。興味をお持ちの方はぜひ当院カンファレンスにおいでください。

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