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お知らせ

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2011年4月7日

東日本大震災救護班が帰静しました


患者さんの話を聞く医師
(日本赤十字社より提供)

東日本大震災による被災地域に対する医療救護活動として、当院から岩手県釜石市と大槌町に派遣された救護班4班と、他赤十字病院との合同による支援要員として石巻赤十字病院に派遣されていた助産師が無事に任務を終え帰静したので、3月31日に活動報告会が行われました。

初めに、行木院長から
「今回の東日本大震災では、主に東北から関東の太平洋沿岸がマグニチュード9.0の大地震と10mを超える大津波の来襲により、行政組織を含む多くの町が根こそぎ被災し、さらに福島第一原発の事故が加わり、未曾有の大惨事となりました。私たち静岡赤十字病院では赤十字の使命である災害救護の任に当るべく、本日3月31日までに4つの救護班(要員35名)を釜石地区救護所に、また助産師1名及び看護師2名を石巻赤十字病院に派遣しています。本日までに帰静した救護班と助産師の諸君から、私たちがテレビで見ていた恐ろしい光景の中での救護活動の実際と課題について話をしていただきます。また、本日の呼びかけに200席の会場がいっぱいになるほどの職員が参集してくれたことに感謝申し上げます。」との話があり、未曾有の大災害により、今後長期化が予想される医療支援活動への協力要請がありました。

救護班からは、
「釜石市のdERU救護所での活動や町役場ごと流された大槌町への巡回などを行った。情報が不足し、指揮系統が確立していない中、班長として班員の安全を考えながらの活動だった。」
「現地に必要な医療内容のひろいあげが難しかった。」
「1回の救護活動でできる事は限られているが、それでも、それを諦めてしまったら何も生まない。継続して行うことが重要であると感じた。」
「被災地のニーズは、刻々と変化しているので、ニーズを的確に捉えた医療支援が必要である。」
「救護班が現地で救護活動に専念できるよう、通常業務へのサポート体制が重要である。」
「チーム内の連携に問題はなかったが、災害対策本部や他のチームとの連携をよりスムーズに行う必要性を感じた。」
「診療にあたっては、時間が許す限り本人・付き添いの方に声をかけ、話す機会を持つように心がけた。被災時の様子や、今の思い、状況などを話す方が多く、その思いを受け止めながら話を聴くことで、こころのケアにもつながると感じた。」
など活動状況や被災状況の写真の紹介を紹介しながらの報告が行われました。
 

dERU

巡回診療中の様子1

被災地の様子1

 
※dERUとは
dERUは大規模災害が発生した時に迅速に被災地域に進出し、緊急仮設診療所を開設することによって、傷病者の緊急治療を行うとともに、被災した地域の医療機能が復旧するまでの間、地域医療機関の支援を行います。
また、装備されている各種の通信機器を活用して支部災害対策本部や同現地対策本部などとの情報受発信基地としての役割も果たします。


以下は、救護班の班編成です。 
 第1班第2班 第3班 第4班
派遣期間3月11日(金)

3月15日(火)
3月14日(月) 

3月17日(木)
3月20日(日)

3月25日(金)
3月26日(土)

3月30日(水)
医師中田救急副部長
(班長)
稲葉呼吸器外科部長
(班長)
古田医師
(班長)
加藤医師
(非常勤医師)
下平医師
(研修医)
小西神経内科副部長
(班長)
澤井医師
(ボランティア医師)
看護師野田看護師長
牧野看護係長
鈴木看護係長
外山看護師
秋山看護師
小梁看護師長
齋藤看護係長
後藤看護師
佐野看護師長
戸田看護師
西澤看護師
下山看護師長
田上看護係長
植松看護師
薬剤師矢野薬剤師原田薬剤師木村薬剤師杉山薬剤師 
医療技師田形臨床工学技士   
主事青木主事
宮下主事
眞子主事
原田主事
筑地主事
岡部主事
原川主事
河本主事
 こころのケア要員 武田看護副部長  

石巻赤十字病院派遣要員                          
助産師西岡助産師3月19日(土)~3月26日(土)
看護師名倉看護師3月28日(月)~4月2日(土)
看護師殿岡看護師3月30日(水)~4月4日(月)
          
 
                                                                                                dERU内での診療の様子
 
 静岡赤十字病院では、4月3日(日)に第5班を宮城県石巻市に派遣し、4月15日(金)から第6班、4月22日(金)から第7班を派遣する予定がある他、他赤十字病院との合同支援による職員派遣を行うなど、今後も引き続き被災地の支援を行っていきます。

被災地の様子2

他赤十字病院への引継ぎ

巡回診療中の様子2

 

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