しずおか日赤メールマガジンMailmagazine blog
しずおか日赤メールマガジン第202号
2022年5月31日
6(む)月4(し)日は虫歯予防デーです。4日~10日は日本歯科医師会が実施している歯と口の健康週間。人生100年時代に突入し、歯の健康寿命も大切です。年齢によって歯のみがき方は異なるそうで、自分にぴったりのみがき方を身につけることは健康維持につながります。みがき方のヒントは日本歯科医師会ホームページに掲載されていますので、よろしければ参考にどうぞ。
それでは、メールマガジン第202号をお届けいたします。引き続き温かいご支援を賜りますよう、どうぞ宜しくお願いいたします。
カフェインの摂りすぎにご注意
朝の目覚めや仕事・勉強の眠気覚ましに、コーヒーやお茶でカフェインを摂ることはよくありますよね。でも摂りすぎると健康リスクがあるのをご存じですか。
カフェインを摂りすぎた時の症状
カフェインは神経を興奮させる働きがあり、眠気や疲労が抑えられたり集中力が高まったりします。また心臓の動きを強めたり、尿を出しやすくする働きもあります。適量ではこのような効果があるカフェインですが、摂りすぎると様々な健康被害をもたらします。眠れなくなるのもその一つですね。そのほかにも心拍数が増加したり、めまい、興奮、不安、震え、下痢、吐き気などが起こることがあります。
カフェインの許容量 妊婦さんは特に注意!
カフェインの感受性は個人差が大きいことから、一日当たりの許容摂取量は日本においても国際的にも設定されていません。しかしWHOや各国では特に影響の大きい妊婦さんについて次のように呼びかけています。
WHOでは、紅茶、ココア、コーラ飲料はほぼ同等のカフェインを含み、コーヒーにはこれらの約2倍が含まれているので、妊婦はコーヒーを1日3~4杯までにとどめるように。カナダにおいては健康な成人は1日400mg(コーヒーを237ml入りのマグカップ3杯)までに。妊婦・授産婦は300mgまでに。イギリスではさらに厳しく、妊婦がカフェインを摂りすぎると出生児が低体重となったり、将来の健康リスクが高まる可能性があるとして、摂取量を1日200mg(コーヒーをマグカップ2杯程度に制限するように求めています。
カフェインは食品にどのくらい含まれているの?
主な食品のカフェイン含有量は以下のとおりです。
・コーヒー 60mg/100ml
・インスタントコーヒー 80mg/2g
・紅茶 30mg/100ml
・煎茶、ほうじ茶、ウーロン茶 20mg/100ml
・エナジードリンク(カフェインを多く含んだ清涼飲料水)32~300mg/100ml
最近では、様々な種類やパッケージのエナジードリンクが発売されていますが、エナジードリンクは1本当たりコーヒー2杯分強に相当するカフェインを含むものもあり、摂りすぎにより急性中毒で搬送される患者さんが増えています。製品の表示をよく確認し、カフェイン摂取量に注意しましょう。 参考:当院薬剤部発行「こちら薬局です」引用
明治安田生命さんより「感謝のエール」ボードをいただきました。
こうした中、明治安田生命保険相互会社静岡支店静岡西営業所さんより当院へご厚情あふれる感謝メッセージが届きました。一枚一枚のメッセージが花びらのようで、全体がまるでブーケのような素敵な感謝のエールボードです。ありがとうございました!
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